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わろてんか

一回の放送が15分と長からず短からずとちょうどいいし、毎日放送されるからテンポよく楽しめて、朝って学校や仕事に行く準備で忙しいはずなのに、ついつい見てしまうNHKの朝ドラ。
お昼に再放送もされるから、見逃すこともあまりないのが嬉しい( ´艸`)

そんなNHKの朝ドラで、つい最近まで放送されていて、まだ記憶に新しいのが「わろてんか」。

「わろてんか」は、2017年度下半期に放送されていたNHKの朝ドラで、2017年10月2日に放送が始まり2018年3月31日まで放送されていました。総集編の前編が2017年12月29日に放送され、後編は2018年5月4日に放送される予定だし、2018年4月21日には「ラブ&マンザイ~LOVE and MANZAI」のタイトルでスピンオフも放送されるなど、人気の作品でしたね~^^

タイトルの「わろてんか」は、「笑ってください」や「笑って欲しい」という意味の関西弁からきていて、第1週~第3週を「京都編」、第4週~第5週を「大阪船場編」、第6週~第17週を「笑売編」、第18週~は「女興行師編」とされています。
ヒロインの藤岡てんは、吉本興業の創業者である吉本せいさんがモデルで、明治後期から第二次世界大戦終了直後の大阪を舞台に寄席経営に挑む姿が描かれています。
ヒロインを演じている葵わかなさんは、2017年3月9日に行われたオーディションによって、2378人の中から選ばれたんですよ!

そんなわろてんかのロケ地にも注目~!

老舗薬種問屋「藤岡屋」は“松竹京都撮影所”で撮影され、クランクインも松竹京都撮影所。

藤岡てんと北村藤吉が出会った神社は、滋賀県甲賀市にある“油日神社”
劇中の“くすり祭り”もこの油日神社で撮影されました。ちなみにくすり祭りのモデルになっているのは、京都二条の薬祖神祭なんだそうです。

幼少期の藤岡てんが、儀兵衛の取引を台無しにしてしまい、ドイツ人に謝りに行った建物は、京都府京都市上京区にある“京都府庁旧本館”で、劇中に出てきた女学校も京都府庁旧本館。

伊能商会社屋は、兵庫県神戸市にある“神戸税関”

てんが藤吉からもらった手紙を破ってしまいてんから怒られしょげて小石を投げていたところにてんがやってきて仲直りするシーンは、大覚寺の大沢池。

正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」である“上賀茂神社”でも撮影が行われました。

メインの舞台は大阪なんですが、関西周辺での撮影も多く、京都で撮影されているシーンもたくさんあります。物語が始まるのは京都からだし、ヒロインの地元が京都という設定もあり、京都での撮影が多いのかも^^

撮影中はロケ地やその周辺で出演者の皆さんがよく目撃されていたそうで、見れた方はラッキー♪だったし、ドラマがより楽しめたかもしれませんね( ´艸`)

純と愛

NHKの朝ドラは、これまでにたくさんのドラマが放送され、さまざまな場所でロケが行われてきました。よく撮影が行われている場所もあれば、久々な場所もあったりもします。

久々の撮影といえば、沖縄で11年振りにロケが行われたのが「純と愛」です。

「純と愛」は2012年~2013年に放送され、沖縄県宮古島市と大阪府大阪市を舞台としています。

宮古島出身の“純”は「まほうのくに」のようなホテルを作ることを目指す本作のヒロイン。大阪にあるホテルで働き、後に夫となる“愛(いとし)”と共に夢に向かって奮闘する姿が描かれていて、物語は3部構成になっています。

第1部は、“純”が初めて就職した高級ホテル「オオサキプラザホテル(後のカイザーオオサキプラザオオサカ)」での修行と、吸収合併した後のホテル再生への一致団結や、家族が残る宮古島のホテルでの再建へ向けた葛藤など、物語の前半になります。

後半のほとんどを占めるのが第2部。純の再就職先となる大正区の旅館「里や」で理想とする「まほうのくに」のようなホテル作りに取り組みつつ、宮古島から大阪に越してきた家族との対立や、お客さんの不注意が原因で里やを失ったり、純と愛の離婚問題と、さまざまな問題が起きます。

そして、後半の最後を締めくくるのが第3部となります。里やのお客さんの1人から宮古島の別荘を提供してもらい、その別荘を改装してホテルを開業することを決意し、家族とともに宮古島へ帰ります。だけど、開業準備は思うように進まず愛はいら立つようにもなったりしながら、改装も終わりオープン目前となります。そんな時、愛が脳腫瘍を発症して倒れ手術することになり、手術の日にホテルのオープンを迎えたのですが、台風の被害を受けオープンできなくなるし、愛の腫瘍は脳幹まで達していて完全に取りきれず目を覚まさず昏睡状態になり、愛は目を覚まさないままだけど、淳はホテルの再開を目指し物語は幕を閉じます。

あらすじが長くなってしまいましたが、それだけいろいろなことがおこり、朝ドラにしてはおも~い内容だったかもしれません^^;

そしてロケ地はといいますと、純と愛が宮古島で再会したビーチは「砂山ビーチ」、純がリニューアルオープンのチラシを配っていた場所は「池間大橋」、純が宮古島にオープンしようとしたホテルは「ホテルサウスアイランド」だったりします。池間島のハート岩でもロケが行われ、池間島のハート岩は口コミで人気が広がってたんだけど、純と愛のロケ地になったことで知名度が一気に上がったんですよ!

純が初めて就職したホテルは「ANAクラウンプラザホテル大阪」が使われたし、他にも宮古島空港や、てぃーあんだ堀江店、ロケゆいレール那覇空港駅など大阪と沖縄のいろいろなところでが行われました。
知っているところが流れたり、ドラマを見て行ってみたくなった場所がたくさんあったのではありませんか?^^

ちゅらさん・小浜島スポット

一度見てしまうと、毎朝の日課になってしまう人!続出の「朝ドラ」

今見ていなくても、ふと“チャンネル”をかえている時に、見かけてしまうと、その後の物語の続きが気になって毎日拝見してしまうカモ^^!!
そんな中毒性のある“朝ドラ”なのですが、今も尚、忘れることのできない作品があります。
知っている人の方が多いであろう「ちゅらさん」

そして「ちゅらさん」といえば、“沖縄”が連想して出てきますよね~!!ドラマの中でも、美しい景色や海がたくさん出てきていました。
更に、出演していた俳優さんの中には、今や人気の高い「山田孝之さん」などもいるんですよ~。ちなみに、国仲涼子さんの弟役。まだまだ、可愛らしい顔立ちをしているので、ファンの方は、是非!!チェックしてみて下さいね^^♪

さて、今回は人気のテレビ小説であった「ちゅらさん」の撮影スポットを紹介したいと思います~。
沖縄県の中でも、小浜島が舞台となっているのは、有名な話!!小浜島は“石垣島”から高速船に乗って約30分のところにある小さな島。八重山諸島のちょうど真ん中辺りですかね^^♪

沖縄県の中でも、特に“のんびり~”とした時間が流れているので、ゆっくりと過ごしたいという方にはピッタリだと思いますよ~。
まさに“自然とリゾートとが共存している島”だと感じます。ドラマのロケ地をのんびり巡りながら、気ままにリラックス旅なんて素敵ですよね~。

しかし、小浜島は“坂道”が多いので、できれば“スクーター”をレンタルするのがオススメ!!小浜島に到着すると、港ですぐに借りることが出来ますのでご安心を^^そして、運転に自信がない人には、簡単に使い方を教えてくれるサービスも♪
更に「免許は持っていない・・・」なんて人は、“電動自転車”を借りることもできちゃいます。“坂が多い”となると、普通の自転車では、なかなか体力がいりますからね・・・(^^;

お子様連れの方には“島内観光バス”がいいでしょう!!子供たちも、綺麗な街並みや海を見ながらだと、目的地まで時間がかかっても退屈しないハズ^^

「ちゅらさん」で撮影されたスポットは色々あるのですが、まず初めに「こはぐら壮」へ行きましょう~。
聞いたことのある名前でしょ!?こはぐら!!そう!!ドラマ撮影の民宿として使用された場所。民宿の為、残念ながら中には入ることが出来ません!!しかし、入口なら撮影可能なので、記念に写真を撮りましょう~^^

更に、この集落には「大石商店」というお店があります。そこには、他のお店には売っていないような“商店オリジナルグッズ”が!!!まさに“レアもの”だと思います。「何これ~!!」と興味が湧いたものは、是非!!買ってみましょう^^

まだまだ“ちゅらさんスポット”はたくさんありますので、のらりくらりと訪れてみてはいかが^^♪

べっぴんさん

特に女性の人たちは、毎日欠かさず見ているという方も多いであろう“朝ドラ”
どの朝ドラにも、素敵な俳優さんが出ていて、最終回には“~ロス”が起きてしまう程、人気の高い作品もありますよね~^^♪

私自身も、朝ドラは見だしたら毎日見ていないと、気になってしまう性格なので、毎回チェックしてしまっています。
学生の頃から、よく朝ドラを見ていたので「あの作品はまた見たいな~」なんて思ってしまうことも・・・♪きっと今になって改めて見ると、もっと面白いんだろうなぁ~」と考えてしまいます^^!!「え!!この俳優さん・女優さんも出ていたんだ~!!」なんてこともあるでしょう!!

さて、今回は2016年下半期の朝ドラとして放送している「べっぴんさん」を紹介したいと思います。

この題名だけではどんなドラマなのかよくわかりませんよね・・・!!「この朝ドラは見てない・・・」という方にも、これから見てもらえるように簡単にあらすじなども紹介していきますね~^^!!

「べっぴんさん」は、戦後の“神戸”が舞台になっています。そして、その朝ドラにも“ヒロイン”がいますが、この「べっぴんさん」には“芳根京子”さんが選ばれているんですよ~。まだまだ若手の女優さんなので、知らない人も多いと思いますが、要チェックです^^

このヒロインの名前は“すみれ”
すみれは、ある日“子供服づくり”に目覚めて、このドラマは“子供用品店”を開店させる半生を描いています。
しかし、このすみれちゃんは常に“ボーっ”としているような女の子。・・・ですが、実は強い芯を持っている女性なんですね~。
“太平洋戦争”真っ只中に結婚、そして妊娠をしますが、夫は出征し、不在の中出産となってしまいます。更には、家を空襲で焼かれてしまい、一文無しに・・・。

そんな悲しいことになっても、すみれは夫の帰りを待ちながら、自分の特技である“洋裁の腕”を生かして「子供服作り」を始めることに!!ドラマとはいえ、本当にこんな時代があったので、同じように生き抜いた人も多いハズ。考えさせられますよね~。
この記事を読んで、気になった方は、是非!!毎日朝ドラ生活を始めてみては^^??

そして「べっぴんさん」マニアの人は、きっと“ロケ地”が気になっていることでしょう♪
「べっぴんさん」の自宅でのロケ地は、洋館の旧ジェームス邸が使用されています。記念すべき第1週で、すみれの子供時代の子役・渡邉このみちゃんが撮影を行っていたのが、神戸市垂水区にある旧ジェームス邸!!

現在では、神戸市の指定有形文化財であり、レストランとしても使われているんだそうですよ~。

その他、五個荘(ごかしょう)近江商人屋敷で撮影していたりと、まだまだ「べっぴんさん」の撮影スポットは今後増えることでしょう♪そして、物語の続きも気になるところですが、毎日“朝ドラ”を見てのお楽しみですね~^^!!

てるてる家族

好きな人は、毎日の日課のように見ているであろう“朝ドラ”

今では、その朝ドラで話題になった俳優さんなどが、人気爆発していたりしていますよね~^^♪
朝早くから仕事している方は、なかなか見る機会がないと思いますが、見だしてしまうとなかなか面白いものです。

さて、今回紹介する“朝ドラ”は「てるてる家族」
皆さんこのドラマを知っていますか^^?私がまだ学生の頃にしていた“朝ドラ”なんですが、ずっと見ていたものなんです!!

2003年の下半期に放送されていたこの「てるてる家族」きっと「知らない・・・」なんて人も多いと思いますので、簡単に話をお教えしましょう^^♪

作家・作詞家・なかにし礼著の小説「てるてる坊主の照子さん」を基に、大森寿美男が脚本を書いたもの。原作は、戦後昭和の「大阪府池田市栄町商店街」を舞台としています。

そして、皆さん一番気になるところといえば“出演者”ですよね!!
岩田春男(岸谷五朗さん)と照子(浅野ゆう子さん)の間に生まれた4人姉妹の話が主になっています。

その4姉妹というのが、今や人気の高い女優さんばかり!!

長女・春子・・・紺野まひるさん、次女・夏子・・・上原多香子さん、三女・秋子・・・上野樹里さん、四女・冬子・・・石原さとみさん。
この四姉妹それぞれの“夢”を追い求める姿を“コメディータッチ”と“ドラマ”“ミュージカル”を混ぜ込みながら描いています。
しかしこの四姉妹の名前もユニークで面白いですよね^^私は当時、この姉妹の中でも“主人公”だった冬子のパンを焼く姿がとても好きでした。そして“ボーイフレンド”役をしていた“錦戸亮さん”が格好良かったイメージが強く残っています^^

このドラマ、架空のものかと思いきや、ちゃんとした“モデル”がいることを知っていましたか^^?
春子は石田治子さん、夏子はいしだあゆみさん、冬子は石田ゆりさんがそれぞれのモデルとなっているんです!!

さて、このドラマのロケ地となった場所の一つ「インスタントラーメン発明記念館」
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少し体に悪いイメージはあるものの、たまに無償に食べたくなる、子供から大人まで、みんな大好きな食べ物ですよね~♪
ここでは、自分だけの“オリジナルカップヌードル”が作れたりするので、今も尚、人気の高いスポットとなっていますよ!!世間では、色々なカップラーメンがありますが、やはり定番の“カップヌードルが一番旨い”という人も多いのでは^^?

少し昔の“朝ドラ”ではありますが、この記事を書いていると無性にまた見たくなってきました^^!!今改めて見てみると、また違った面白さがあるんでしょうね♪

とと姉ちゃん

皆さんはNHKの朝ドラ見ていますか?

私はいつも時間に追われなかなか見れていなくて、前半後半のダイジェストでがっつりと見ることにしています。

今回紹介するのは現在放送中の「とと姉ちゃん」。姉妹3人と両親に囲まれて育った少女・小橋常子はわずか11歳で父を亡くし、父の代わりに母と妹を養うために奮闘しながら後に、女性のための雑誌を作ろうとしていくストーリーなんです。ストーリーもですが主題歌の「花束を君に」が宇多田ヒカルさんの5年ぶりの復帰作ということで話題に。
流れるようなメロディで優しい歌なんです。朝から聞くとほんとに癒されます^^。
先日前半ダイジェストを見て、主演の高畑充希さんほか3姉妹の可愛らしさと強さ、お母さん(かか)役の木村多江さんの一歩引いているけど芯の強い母の姿に感銘を受けました。

実は、常子たち家族が東京へ出るまでの撮影は、静岡や栃木、千葉県などの自然豊かな美しい風景の中で行われたんだそうです。せっかくなので、そんな懐かしいスポットをいくつかご紹介してみますね。^^

【蓬莱橋】静岡県島田市の大井川に架けられた木造橋でJR島田駅から徒歩20分のところにあります。
「世界一の長さを誇る」といわれる木造歩道橋では常子や次女の繭子たちが橋を駆け抜けたりと、印象的なシーンのひとつに使われています。
この橋、富士山が美しく見える素晴らしい絶景スポットなんですが、撮影日に強風が吹き付けていてさえぎるものがなく、セーラー服を着てでの橋上での撮影はとっても大変だったそうです…。昔ながらの木造歩道橋はとても風情があって映画「男はつらいよ」、「超高速!参勤交代」などにも使われているそうです。
蓬莱橋

【中田島砂丘】常子と次女繭子が町内運動会で景品のお米のため「二人三脚」に挑むため、かかと一緒に練習したのがこの砂丘。浜松市の天竜川西側にある「遠州浜」に広がる砂丘です。
「日本三大砂丘のひとつ」とも知られ、東西4キロ、南北600メートルもの広大な砂丘で冬には「遠州のからっ風」と呼ばれる強い季節風が吹いて、砂浜に美しい”風紋”を作りあげるんです。広~い砂丘に人では作れない素晴らしい自然の作った芸術品、一度じかに見てみたいものです。

【旧須川小学校】常子と繭子が通う小学校がここ。ここでは約80人を超えるエキストラの方が参加されたそうです。
栃木県大田原市にあり平成18年3月に廃校になっていますが、昭和の雰囲気漂う木造2階建て校舎は当時の雰囲気たっぷり。

【千葉県立佐倉高校】常子と繭子が通う高等女学校。国の登録有形文化財に指定されている明治時代の建築物。淡いピンクで異国風な作りでとってもステキなんです。
明治43年に旧制中学校として創立された歴史ある現役の県立高校。開校と同時に建築された校舎は今では記念館として保存されています。
窓枠や飾りなど細かい工夫がされ、外観は自由に見学することができるんです。
2012年の「梅ちゃん先生」でも主人公が女子医学専門学校を受験するシーンに使われたそうですよ。

このように様々のところで撮影され、これからも戦中・戦後と描かれていくとと姉ちゃん。
どんな風に一人の女性として成長していくのか目が離せませんよね!!

舞台巡りをすると、主人公をより近しく感じるのではないでしょうか!?
まさに現在放映されている最中に巡るもよし、ドラマが完結してから巡るのもよし・・・
あなたはどちらがお好みですか?

梅ちゃん先生

「梅ちゃん先生」は、2012年4月2日から同年9月29日まで放送されていた86作品目のNHK朝ドラで、戦後復興期の東京・蒲田を舞台にした、主人公の女医「梅ちゃん先生」こと梅子の物語です。
2011年6月29日に記者発表をして概要が明らかにされたのですが、同年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の復興支援プロジェクトの一環として位置づけられています。

主演はオーディションを行わずに選ばれた堀北真希さんで、他の出演者には、松坂桃李さん、内田未来さん、高橋克実さん、南果歩さん、倍賞美津子さん、ミムラさん、小出恵介さん、片岡鶴太郎さんなどそうそうたる顔ぶれ。
「おひさま」、「カーネーション」と過去2作品とも主人公が兼任していたナレーションは、「てっぱん」以来3作振りに林家正蔵さんが専属で行っています。

梅ちゃん先生では、NHK朝ドラで初めてとなる映像表現効果が取り入れられています。戦時中の軍事関連工場や終戦当時の東京の街、復員兵が降り立つ品川駅ホームなど、当時の歴史的情景のシーンでは、映画フィルム画像の特殊効果撮影をたびたび使って、出演者がその場面にいるかのように表現されているんですよ!

物語は、第二次世界大戦末期の空襲(京浜空襲)により焦土となった東京都蒲田区(1947年から大田区蒲田)から始まります。3人兄妹の末っ子、下村梅子が、学制改革前の旧制医学専門学校である城南女子医学専門学校に進学し、さまざまなな経験を経た後に町医者となり、地域の人たちと支え合いながら戦後占領期から高度経済成長期を生きていくという物語です。

舞台となっているは東京の蒲田ですが、撮影は関東周辺で行われました。
空襲で焼けた蒲田の町は、茨城県高萩市安良川の「日本加工製紙高萩工場跡地」で行われ、建物は撮影用のオープンセットでした。
日本製紙加工高萩工場跡
梅子が終戦を迎える勤労奉仕先は、千葉県香取郡多古町の「旧興新小学校」、終戦直後に梅子が通う高等女学校の仮校舎は茨城県常総市豊岡町にある「弘経寺(ぐぎょうじ)」、梅子がインターン勤務する帝都大学附属病院は東京都国立市にある「一橋大学」、信郎が梅子に求婚する警察署前は 神奈川県横浜市港北区にある「横浜市大倉山記念館」などで撮影が行われました。
弘経寺 横浜市大倉山記念館
梅子が通った城南女子医学専門学校は、東邦大学医学部医学科の前身である「帝国女子医学薬学専門学校」がモデルになっているんですよ。

他にもさまざまな場所で撮影が行われ、映像表現効果や特殊効果撮影を取り入れながら、戦時中や終戦後の情景が上手く表現されています。ドラマ自体の内容も楽しめるし、そうした情景も楽しめるドラマとなっていると思います。なので、ドラマを見てからロケ地を巡ってみると、その場所もまた違う見方ができるかもしれませんね^^

埼玉県『つばさ』

NHK朝ドラは日本全国いたるところで撮影されているように思いますが、主な舞台となって全都道府県を制覇したのは2009年とわりと最近だったりします。
その最後の場所だったのが埼玉県で、「つばさ」という作品でした。関東はロケ地としてもよく使われているイメージがあるから、埼玉が最後だったというのは少し意外でした。

「つばさ」は2009年3月30日から9月26日まで放送されていた80作目のNHK朝ドラとなります。
オーディションで1593人の中から選ばれた主人公の多部未華子さんは、歴代朝ドラヒロインとしては初の平成生まれなんですよ。
他に、つばさの母の玉木加乃子に高畑淳子さん、つばさの父の玉木竹雄に中村梅雀さん、つばさの祖母で加乃子の母の玉木千代に吉行和子さん、西城秀樹さん、冨浦智嗣さん、市山貴章さん、阿部亮平さんなどが出演されています。

主人公の玉木つばさは20歳の大学生で、実家が営む老舗和菓子屋「甘玉堂」の跡継ぎでもあります。また、「夢を追い求める」と言って母が出ていってしまったため、主婦として玉木家の家事全般も行っていました。
しかし、ある日突然母が帰ってきたことから生活が一変。つばさも知らなかった莫大な借金があるのが発覚し、借金の利子を帳消しにする代わりに貸主の斎藤の仕事を手伝うことを強制され、借金の取り立てで会った真瀬とラジオ局の開設に携わることとなり、隠れたバラエティの才能を見出され、ハプニングがつきもののリポーターに抜擢されたりと、いろいろなことが起こるのですが、いったいどうなっていくのやら・・・。
とまぁ、こんな感じのあらすじでしょうか。

それでは気になる主なロケ地巡りと行きましょう♪

まず、オープニングに出てくる架線柱が残る廃線跡は埼玉県川越市大字池辺の“西武安比奈線跡”です。
西武安比奈線跡ここはつばさと真瀬社長が最後に電波測定をした廃線跡でもあります。

オープニングに出てくる階段は、埼玉県川越市小仙波町1丁目の“仙波東照宮”で、つばさと翔太が初詣に行った神社も仙波東照宮なんですよ。
仙波東照宮

つばさが通う大学は“尚美学園大学川越キャンパス”が使われました。
尚美学園大学川越キャンパス

つばさの実家である老舗和菓子屋「甘玉堂」としてドラマに登場したのは、埼玉県川越市幸町にある“陶舗やまわ”です。
陶舗やまわドラマの撮影はスタジオのセットを使って行われたのですが、ドラマの中で出てきたトロッコのレールは陶舗やまわの店内には残っているものなんですよ。

主なロケ地しか紹介できませんでしたが、撮影が行われた場所は素敵なところばかりなんです。きっかけはロケ地巡りだったとしても、お気に入りの場所となるかもしれませんよ^^

そうそう、主演の多部未華子さんはつばさでの演技が評価されて、2010年にエランドール賞の新人賞を受賞しているんですよ!オーディションで選ばれるくらいだから、もともと実力があったのでしょうね^^

岩手県『どんど晴れ』

朝は時間がなくてどちらかというと昼の再放送をよく見てたのですが、昼休みの関係で最後まで見れないっていうね・・・^^;それでも気になってつい見てしまうのがNHKの連ドラですよね。

2007年4月2日から2007年9月29日にわたって放送された「どんど晴れ」。2011年4月24日にはNHK BSプレミアム開局記念の一環として続編となるスペシャル版が放送されました。

どんど晴れの舞台となったのは盛岡市と横浜市。初めて岩手県がNHK連続テレビ小説の舞台となった作品です。

「どんどはれ」のタイトルも岩手の方言に由来しています。
NHKの番組サイトでは、岩手県遠野地方で昔話を語る際に最後に言う言葉で「めでたし、めでたし」の意味との解釈が述べられていて、「物語は『どんど晴れ』を迎えるのです!」とドラマがハッピーエンドになることも意味されています。

ヒロインの浅倉夏美役である 比嘉愛未さんは、2005年に放送された『風のハルカ』以来3作ぶりにオーディションによって選ばれました。
他に、リュウシウォンさん、相沢紗世さん、別府あゆみさん、白石美帆さん、神木隆之介さん、川村ゆきえさん、森昌子さん、内田朝陽さん、大杉漣さん、東幹久さんなどが出演されています。

どんど晴れは、名門旅館に飛び込んだ都会育ちのヒロイン・浅倉夏美 (比嘉愛未) が伝統と格式の前で奮闘しながら成長していく姿が描かれています。
横浜で生まれ育ち、実家のケーキ屋「ル・ヴィザージュ (Le Visage) 」で見習いパティシエとして働く23歳の浅倉夏美は、横浜のホテルで働く加賀美柾樹(内田朝陽)と婚約中。
ある日、柾樹の実家である岩手県盛岡市の老舗旅館「加賀美屋」の大女将の祖母が体調を崩したことから、柾樹は実家を継ぐことを決心します。
柾樹は夏美のことを思い交際解消を申し出るのですが、夏美は「柾樹と生きていきたい」 という思いから加賀美屋で仲居として働き女将修行をする決心をします。
そうして始まった物語は、さまざまな困難を乗り越えながら、夏美の女将修行が続く中最終回を迎えます。

舞台となっているのが岩手県なので、いろいろなシーンが岩手県で撮影されました。
タイトルバックの一本桜は岩手郡雫石町丸谷地の小岩井一本桜
小岩井一本桜

加賀美柾樹の実家の最寄りの駅「盛岡駅」はJR東北新幹線盛岡駅
盛岡駅

岩手山が見える白いアーチ橋「開運橋」は北上川の開運橋
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よく出てくるアーチ橋はJR釜石線宮守川橋梁
JR釜石線宮守川橋梁

などが主なロケ地です。

他にもたくさんのシーンが岩手県で撮影されているのですが、紹介しきれないので気になった人は自分で調べてもらえたら嬉しいです^^

それにしても、ドラマを思い出して懐かしくなりました^^2015年10月5日から2016年3月までBSプレミアムで再放送されているようなので、また見直してみようかな。今から見ても途中からだけど・・・^^;

あさが来た

皆さん!!朝ドラを見ていますか^^?最近までは「まれ」がありましたよね~♪そして今現在は「あさが来た」という朝ドラが
月曜日~土曜日に放送されています。「朝ドラだけは、毎日欠かさず見ている」という人も多いのでは?
一度見てしまうと、つい次の展開が気になって、結局毎日見てしまうハメに・・・(笑)

さて、この「あさが来た」というドラマのあさとは“朝”でも“麻”でもなく、「今井あさ」という主人公の名前が元になっています。
見ている人はわかると思いますが、この“あさ”という人間、かなりのおてんば娘で“元気だけが取り柄”といっていい程
毎日パワフルな姿を見せてくれていますよね^^♪そんな姿を見て、毎日仕事を頑張れている人も多いのではないでしょうか^^?

舞台は京都!!しゃべり口調も「~してはる」などと可愛らしいですよね~^^!!元々京都で育った“あさ”と姉の“はつ”が大阪に嫁に行き、それぞれの家族と生活しています。舞台が京都ということなので、てっきり撮影も京都なのかなぁ・・・と思っていましますが、実は「奈良」みたいなんです。

“奈良県橿原市今井町”周辺は今も尚、江戸時代の豪商の屋敷が大量に残っているんだそう!!今は撮影真っ只中だと思うので、もう少ししてから行ってみるものいいかもしれませんね!あさの時代にタイムスリップした感覚に陥ってしまうかもしれませんよ~^^

今までの「朝ドラ」といえば、原作というよりもモデルが存在している方が多かったのですが、今回の「あさが来た」は、完全に原案のあるドラマなんです。その原作・原案とは、古川智映子さんの小説『土佐堀川』であると言われていて、その小説をベースに、脚本家の大森美香が手がけていくとのこと!!

このドラマの時代は、現代とは考え方も大きく違っていて、なんと女性は社会進出が許されていなかったんだそう。極端な話“女には学問がいらない”と読書をすることさえ禁じられていた時代・・・
今の時代、女性が働くことは当たり前になっているので、本当に考えられませんよね・・・(^^;

そんな時代に、時に周囲に歯向かいながらたくましく元気に生きていた「今井あさ」
この女性は、後に“炭鉱事業”や“銀行の事業”を起点にしながら、女子大なども創設するなんともパワフルな女性起業家となります。今でさえ、そこまで社会に貢献することは難しいとされているのに、女性に厳しい幕末の時代にここまでできるなんて、
本当にすごい人なんですね!!この事を知ると、更に「あさが来た」が毎日欠かせないドラマになってしまいますよね^^!!

今はまだ、若かりし「あさ」の姿しか見ていないので、これからどんな風に成長していくのか・・・楽しみながら、参考にさせてもらいながら、見ていきたいものです。