これを書いている今現在、まだ放送中であるため、舞台となった場所には大勢の人が訪れ、書籍やお酒など、関連商品は品薄状態であるほどの“マッサンフィーバー”中。
物語りは、そろそろ大詰めを迎える頃ですが、話題のスポットの人気ぶりはまだまだ続くでしょう。
もしかして、「もう行った!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、舞台となった場所の魅力を再確認し、思いを馳せながらドラマの最終回を見守りましょう。
・竹鶴酒造
モデルとなった竹鶴政孝の広島県の竹原市の実家。
ドラマ内でも、マッサンの実家・亀山酒造として登場します。
家の前でのシーンは、そのもの。
竹鶴酒造は、一番古い箇所で、江戸時代の建築物で、周辺も「竹原市重要伝統的建造物群保存地区」となっているため、歩くだけでも情緒ある景観を楽しむ事が出来ます。
ソフトバンクのCMでも、この街並が登場しています。
<詳細:http://www.asahibeer.co.jp/area/08/taketsuru.html>
・山崎蒸留所
ドラマ内で、堤真一さんが演じている“鴨居の大将”、あの鴨居商店のモデルは寿屋といい、現在のサントリーにあたります。
サントリーのウィスキーに『山崎』がありますけど、正にここで蒸留されており、この蒸留所の建設にも竹鶴が大きく関わり、初代工場長も務めました。
工場見学できますので、「日本初のモルトウィスキー蒸留所」を、“マッサン”と“鴨居の大将”を想像しながら楽しんでください。
<詳細:http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/index.html>
・ニッカウヰスキー余市蒸留所
スコットランドに近い自然環境を求めて、北海道を探し歩いたマッサンは、遂に余市町に辿り着きます。
ふたりの夢がようやく実を結ぶ場所になります。
蒸留所は、工場見学もできますし、敷地内には旧竹鶴邸や旧事務所もあり、在りし日の竹鶴やリタ婦人の足跡を感じることもできます。
蒸留所は広く、木々に囲まれた喉かな雰囲気ですので、ふたりの情熱に試飲ウィスキーで乾杯しましょう。
<詳細:http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/index.html>
『マッサン』(2014年9月29日~2015年3月28日)91作目
現在放送中のため終了日は“予定”
【語り】松岡洋子
【出演】玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス、堤真一、濱田マリ、八嶋智人、前田吟、泉ピン子 ほか
【あらすじ】広島・竹原の造り酒屋の次男として生まれた亀山政春(玉山鉄二)。
大阪の大学を卒業後、住吉酒造に就職し、社長の田中大作(西川きよし)の援助により、ウィスキー製造を学ぶためにスコットランドへ単身留学。
そこで、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会う。
互いの両親からの反対を押し切り、結婚した二人は、日本で最初の本格ウィスキー造ることを互いの夢とし、帰国する。
国籍や文化の違い、様々な困難を、周囲の人の助けも得ながら乗り越え、エリーの“内助の功”は、政春を“日本で初めての男”へと近付けていく。
【舞台】広島県、大阪、北海道