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わろてんか

一回の放送が15分と長からず短からずとちょうどいいし、毎日放送されるからテンポよく楽しめて、朝って学校や仕事に行く準備で忙しいはずなのに、ついつい見てしまうNHKの朝ドラ。
お昼に再放送もされるから、見逃すこともあまりないのが嬉しい( ´艸`)

そんなNHKの朝ドラで、つい最近まで放送されていて、まだ記憶に新しいのが「わろてんか」。

「わろてんか」は、2017年度下半期に放送されていたNHKの朝ドラで、2017年10月2日に放送が始まり2018年3月31日まで放送されていました。総集編の前編が2017年12月29日に放送され、後編は2018年5月4日に放送される予定だし、2018年4月21日には「ラブ&マンザイ~LOVE and MANZAI」のタイトルでスピンオフも放送されるなど、人気の作品でしたね~^^

タイトルの「わろてんか」は、「笑ってください」や「笑って欲しい」という意味の関西弁からきていて、第1週~第3週を「京都編」、第4週~第5週を「大阪船場編」、第6週~第17週を「笑売編」、第18週~は「女興行師編」とされています。
ヒロインの藤岡てんは、吉本興業の創業者である吉本せいさんがモデルで、明治後期から第二次世界大戦終了直後の大阪を舞台に寄席経営に挑む姿が描かれています。
ヒロインを演じている葵わかなさんは、2017年3月9日に行われたオーディションによって、2378人の中から選ばれたんですよ!

そんなわろてんかのロケ地にも注目~!

老舗薬種問屋「藤岡屋」は“松竹京都撮影所”で撮影され、クランクインも松竹京都撮影所。

藤岡てんと北村藤吉が出会った神社は、滋賀県甲賀市にある“油日神社”
劇中の“くすり祭り”もこの油日神社で撮影されました。ちなみにくすり祭りのモデルになっているのは、京都二条の薬祖神祭なんだそうです。

幼少期の藤岡てんが、儀兵衛の取引を台無しにしてしまい、ドイツ人に謝りに行った建物は、京都府京都市上京区にある“京都府庁旧本館”で、劇中に出てきた女学校も京都府庁旧本館。

伊能商会社屋は、兵庫県神戸市にある“神戸税関”

てんが藤吉からもらった手紙を破ってしまいてんから怒られしょげて小石を投げていたところにてんがやってきて仲直りするシーンは、大覚寺の大沢池。

正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」である“上賀茂神社”でも撮影が行われました。

メインの舞台は大阪なんですが、関西周辺での撮影も多く、京都で撮影されているシーンもたくさんあります。物語が始まるのは京都からだし、ヒロインの地元が京都という設定もあり、京都での撮影が多いのかも^^

撮影中はロケ地やその周辺で出演者の皆さんがよく目撃されていたそうで、見れた方はラッキー♪だったし、ドラマがより楽しめたかもしれませんね( ´艸`)

純と愛

NHKの朝ドラは、これまでにたくさんのドラマが放送され、さまざまな場所でロケが行われてきました。よく撮影が行われている場所もあれば、久々な場所もあったりもします。

久々の撮影といえば、沖縄で11年振りにロケが行われたのが「純と愛」です。

「純と愛」は2012年~2013年に放送され、沖縄県宮古島市と大阪府大阪市を舞台としています。

宮古島出身の“純”は「まほうのくに」のようなホテルを作ることを目指す本作のヒロイン。大阪にあるホテルで働き、後に夫となる“愛(いとし)”と共に夢に向かって奮闘する姿が描かれていて、物語は3部構成になっています。

第1部は、“純”が初めて就職した高級ホテル「オオサキプラザホテル(後のカイザーオオサキプラザオオサカ)」での修行と、吸収合併した後のホテル再生への一致団結や、家族が残る宮古島のホテルでの再建へ向けた葛藤など、物語の前半になります。

後半のほとんどを占めるのが第2部。純の再就職先となる大正区の旅館「里や」で理想とする「まほうのくに」のようなホテル作りに取り組みつつ、宮古島から大阪に越してきた家族との対立や、お客さんの不注意が原因で里やを失ったり、純と愛の離婚問題と、さまざまな問題が起きます。

そして、後半の最後を締めくくるのが第3部となります。里やのお客さんの1人から宮古島の別荘を提供してもらい、その別荘を改装してホテルを開業することを決意し、家族とともに宮古島へ帰ります。だけど、開業準備は思うように進まず愛はいら立つようにもなったりしながら、改装も終わりオープン目前となります。そんな時、愛が脳腫瘍を発症して倒れ手術することになり、手術の日にホテルのオープンを迎えたのですが、台風の被害を受けオープンできなくなるし、愛の腫瘍は脳幹まで達していて完全に取りきれず目を覚まさず昏睡状態になり、愛は目を覚まさないままだけど、淳はホテルの再開を目指し物語は幕を閉じます。

あらすじが長くなってしまいましたが、それだけいろいろなことがおこり、朝ドラにしてはおも~い内容だったかもしれません^^;

そしてロケ地はといいますと、純と愛が宮古島で再会したビーチは「砂山ビーチ」、純がリニューアルオープンのチラシを配っていた場所は「池間大橋」、純が宮古島にオープンしようとしたホテルは「ホテルサウスアイランド」だったりします。池間島のハート岩でもロケが行われ、池間島のハート岩は口コミで人気が広がってたんだけど、純と愛のロケ地になったことで知名度が一気に上がったんですよ!

純が初めて就職したホテルは「ANAクラウンプラザホテル大阪」が使われたし、他にも宮古島空港や、てぃーあんだ堀江店、ロケゆいレール那覇空港駅など大阪と沖縄のいろいろなところでが行われました。
知っているところが流れたり、ドラマを見て行ってみたくなった場所がたくさんあったのではありませんか?^^

あさが来た

皆さん!!朝ドラを見ていますか^^?最近までは「まれ」がありましたよね~♪そして今現在は「あさが来た」という朝ドラが
月曜日~土曜日に放送されています。「朝ドラだけは、毎日欠かさず見ている」という人も多いのでは?
一度見てしまうと、つい次の展開が気になって、結局毎日見てしまうハメに・・・(笑)

さて、この「あさが来た」というドラマのあさとは“朝”でも“麻”でもなく、「今井あさ」という主人公の名前が元になっています。
見ている人はわかると思いますが、この“あさ”という人間、かなりのおてんば娘で“元気だけが取り柄”といっていい程
毎日パワフルな姿を見せてくれていますよね^^♪そんな姿を見て、毎日仕事を頑張れている人も多いのではないでしょうか^^?

舞台は京都!!しゃべり口調も「~してはる」などと可愛らしいですよね~^^!!元々京都で育った“あさ”と姉の“はつ”が大阪に嫁に行き、それぞれの家族と生活しています。舞台が京都ということなので、てっきり撮影も京都なのかなぁ・・・と思っていましますが、実は「奈良」みたいなんです。

“奈良県橿原市今井町”周辺は今も尚、江戸時代の豪商の屋敷が大量に残っているんだそう!!今は撮影真っ只中だと思うので、もう少ししてから行ってみるものいいかもしれませんね!あさの時代にタイムスリップした感覚に陥ってしまうかもしれませんよ~^^

今までの「朝ドラ」といえば、原作というよりもモデルが存在している方が多かったのですが、今回の「あさが来た」は、完全に原案のあるドラマなんです。その原作・原案とは、古川智映子さんの小説『土佐堀川』であると言われていて、その小説をベースに、脚本家の大森美香が手がけていくとのこと!!

このドラマの時代は、現代とは考え方も大きく違っていて、なんと女性は社会進出が許されていなかったんだそう。極端な話“女には学問がいらない”と読書をすることさえ禁じられていた時代・・・
今の時代、女性が働くことは当たり前になっているので、本当に考えられませんよね・・・(^^;

そんな時代に、時に周囲に歯向かいながらたくましく元気に生きていた「今井あさ」
この女性は、後に“炭鉱事業”や“銀行の事業”を起点にしながら、女子大なども創設するなんともパワフルな女性起業家となります。今でさえ、そこまで社会に貢献することは難しいとされているのに、女性に厳しい幕末の時代にここまでできるなんて、
本当にすごい人なんですね!!この事を知ると、更に「あさが来た」が毎日欠かせないドラマになってしまいますよね^^!!

今はまだ、若かりし「あさ」の姿しか見ていないので、これからどんな風に成長していくのか・・・楽しみながら、参考にさせてもらいながら、見ていきたいものです。

『マッサン』

これを書いている今現在、まだ放送中であるため、舞台となった場所には大勢の人が訪れ、書籍やお酒など、関連商品は品薄状態であるほどの“マッサンフィーバー”中。

物語りは、そろそろ大詰めを迎える頃ですが、話題のスポットの人気ぶりはまだまだ続くでしょう。
もしかして、「もう行った!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、舞台となった場所の魅力を再確認し、思いを馳せながらドラマの最終回を見守りましょう。

・竹鶴酒造
モデルとなった竹鶴政孝の広島県の竹原市の実家。
ドラマ内でも、マッサンの実家・亀山酒造として登場します。
家の前でのシーンは、そのもの。
竹鶴酒造は、一番古い箇所で、江戸時代の建築物で、周辺も「竹原市重要伝統的建造物群保存地区」となっているため、歩くだけでも情緒ある景観を楽しむ事が出来ます。
ソフトバンクのCMでも、この街並が登場しています。
<詳細:http://www.asahibeer.co.jp/area/08/taketsuru.html>

・山崎蒸留所
ドラマ内で、堤真一さんが演じている“鴨居の大将”、あの鴨居商店のモデルは寿屋といい、現在のサントリーにあたります。
サントリーのウィスキーに『山崎』がありますけど、正にここで蒸留されており、この蒸留所の建設にも竹鶴が大きく関わり、初代工場長も務めました。
工場見学できますので、「日本初のモルトウィスキー蒸留所」を、“マッサン”と“鴨居の大将”を想像しながら楽しんでください。
<詳細:http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/index.html>

・ニッカウヰスキー余市蒸留所
スコットランドに近い自然環境を求めて、北海道を探し歩いたマッサンは、遂に余市町に辿り着きます。
ふたりの夢がようやく実を結ぶ場所になります。
蒸留所は、工場見学もできますし、敷地内には旧竹鶴邸や旧事務所もあり、在りし日の竹鶴やリタ婦人の足跡を感じることもできます。
蒸留所は広く、木々に囲まれた喉かな雰囲気ですので、ふたりの情熱に試飲ウィスキーで乾杯しましょう。
<詳細:http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/index.html>

『マッサン』(2014年9月29日~2015年3月28日)91作目
現在放送中のため終了日は“予定”

【語り】松岡洋子
【出演】玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス、堤真一、濱田マリ、八嶋智人、前田吟、泉ピン子 ほか
【あらすじ】広島・竹原の造り酒屋の次男として生まれた亀山政春(玉山鉄二)。
大阪の大学を卒業後、住吉酒造に就職し、社長の田中大作(西川きよし)の援助により、ウィスキー製造を学ぶためにスコットランドへ単身留学。
そこで、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会う。
互いの両親からの反対を押し切り、結婚した二人は、日本で最初の本格ウィスキー造ることを互いの夢とし、帰国する。
国籍や文化の違い、様々な困難を、周囲の人の助けも得ながら乗り越え、エリーの“内助の功”は、政春を“日本で初めての男”へと近付けていく。

【舞台】広島県、大阪、北海道

大阪府『カーネーション』

『カーネーション』(2011年10月3日〜2012年3月31日)85作目

【語り】その年代に合わせたヒロインが担当

【出演】尾野真千子、夏木マリ、麻生裕美、小林薫、栗山千明、駿河太郎、ほっしゃん。、綾野剛、新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子、正司照枝 ほか

 

【あらすじ】

大阪岸和田、呉服店を営む家に生まれた「だんじり祭り」が大好きなヒロイン(糸子)。ミシンに出会い、これを自分の“だんじり”とし、洋裁に没頭していく。

戦争で父を亡くし、夫亡くし、困難の中でも持ち前の勝ち気な性格と、ミシンへの強い想いで、3人の娘を世界的ファッションデザイナーへと成長させる、波瀾万丈のお話。

 

【ロケ地】

・高島屋 東別館

大阪府浪速区日本橋。

糸子が制服の売り込みに行った心斎橋百貨店である。

1階にはブライダルサロンやインテリアショップなどがあり、2階以上は高島屋本社事務所と高島屋資料館となっています。

アーチやアールデコ・スタイルなどレトロな雰囲気と大理石が使われた豪華な装飾が目を惹きます。

ウロウロしてみれば、ドラマで見た場所を見つける事ができるでしょう。

 

・倉敷美観地区

岡山県倉敷市。

ここは、糸子たちが川沿いの道を通学している朝のシーンで登場します。

奈津が日傘をさして通学している姿が絵になる場所です。

昔ながらの白壁と河合沿いにしなだれる柳の緑が奇麗な観光スポット。近年では、マスキングテープの火付け役ともなった倉敷意匠(雑貨ブランド)も人気で、美観地区では古くてかわいい雑貨にも出会えます。

 

【ゆかりの地】

・洋裁コシノ

物語のモデルとなった小篠綾子さんとコシノ3姉妹の生家、洋裁コシノが現在はコシノギャラリーとしてその姿を見る事ができます。

実際に使われていたミシンや、洋裁道具、デザイン画、家族の写真等も展示され、コシノ3姉妹と綾子さんのヘアースタイルをモチーフにしたオリジナルグッズも販売されており、個性の光るおしゃれなものばかり。

 

岸和田駅前商店街内にある、

奈良県『あすか』61作目

和歌山県『純ちゃんの応援歌』41作目

兵庫県『わかば』71作目

和歌山県『ほんまもん』

和歌山県『ほんまもん』(2001年10月1日〜2002年3月30日)65作目

【語り】野際陽子

【出演】池脇千鶴、根津甚八、風吹ジュン、麻生祐美、野際陽子 ほか

 

【あらすじ】

お転婆なヒロイン(木葉)は、祖母が父の作った鮎のほぐし身と茶粥を美味しそうに食べて息を引取った姿を見て、料理人を目指す。厳しい修行を重ね、師匠とも出会い、やがて精進料に目覚め、真の料理人の心を学んで行くサクセスストーリー。

 

【ロケ地】

和歌山県本宮町

 

・山太郎の木

山で一番大きな木のことをそう呼ぶそうだ。放送当時は木に梯子がかけられていたためすぐにわかったのですが、現在は取り外されています。

大きなきを目印に山太郎さんを探してみましょう。