放送年:2013年
脚本:宮藤官九郎
出演者:能年玲奈、宮本信子、小泉今日子(回想シーン:有村架純)、尾美としのり、蟹江敬三、橋本愛、小池鉄平、福士蒼汰、塩見三省など
2013年の春から放送された『あまちゃん』。
日本中を巻き込むような大ヒットを記録した朝のNHKドラマです。
みなさんは、ご覧になったことはありますでしょうか。
私は、もちろん最初から最後までじっくり見て、かなりハマった作品です。
今までの朝ドラは、ところどころ見るだけであまり本格的には見たことがなかったのですが、この「あまちゃん」という作品は一度見てしまうと続きを見ずにはいられないような魅力が詰まっていて、すべて見てしまいました。
朝ドラと言うと、ワンテンポで物語が進んで行くという作品が多いですが、「あまちゃん」ではコミカルな場面もあり、悲しいシーンもあるなど、15分という短い時間でさまざまなシーンが組み込まれています。
しかも、主人公など主な登場人物が重要と言うわけでもなく、脇役の人物にもちゃんとキャラクターが仕組まれているので、何度も見返してしまうようなもりだくさんの内容となっているのです。
さて、かなり虜にされたドラマなので、まだまだ話したいことは山ほどあるのですが、本題の「あまちゃん」のロケ地を紹介していきたいと思います。
まず紹介したいのが、「あまちゃん」を見たことのある方なら分かると思いますが、「あまちゃん」の一番重要なシーンの舞台となった場所と言えば、ここですよね。
・「袖が浜」
所在地:岩手県久慈市小袖
「あまちゃん」の中では、何度も登場したのが「袖が浜」です。
「袖が浜」は、久慈市の小袖海岸にあります。現地に行くと、まさにドラマの風景そのままで、まるでドラマのシーンが甦ってくるような感じになりますよ。
さらに海岸の近くには、ドラマの中でも登場して海女さんたちが集まっていた小さな小屋などもあって、まさにドラマの世界のままです。
また主人公のアキが潜っていた海岸では、運が良ければ海女さんのウニ獲りもやっているそうですよ。
・「三陸鉄道久慈駅」
所在地:岩手県久慈市中央三丁目
ドラマの中で「袖が浜」の次くらいに重要なシーンで使われていたのがこの「三陸鉄道久慈駅」。
駅の中もセットではなく、実際の駅を使用していたので、こちらもドラマの世界観を楽しめるようになっています。
ドラマの中で登場したリアス亭(スナック梨明日)は、さすがにありませんが、ドラマの中でも登場した名物のウニ弁当は「三陸リアス亭」という店で売られていますよ。
さらに駅の目の前では、観光協会として使われていた建物がそのまま建っています。実際は、観光協会ではなく駅前デパートですが、「あまちゃん」の世界観満点です!